◎次世代機の可能性を感じられる素晴らしいグラフィックと造り込み。
光源に対してオブジェクトの光沢が変わる様などうっとりする。
人物造形にしても見事だが、時代設定の関係で流したような長髪キャラがいないのが惜しい。
○テスラの面白兵器の数々。特にサーマイトライフルは誰でもトリガーハッピーにする魅力がある。
また三連ショットガンなどロマン兵器でありながら強力な武器であったりと武器の個性が強調されている。
○半獣、何世紀も伝統を継ぐ騎士、産業革命の時代と魅力的な設定。
銃を使う騎士も良いが、個人的には長剣や盾を扱う騎士らしいギミックもあれば最高だった。
○光るモーション、そして多さ。近接格闘を何度か試せば種類の多さにすぐ驚くことができる。
△続編前提のストーリー。クリアして尚、終盤から抱くモヤモヤが晴れないのは如何か。
クリアまでの時間はじっくり探索して一周6~8時間程度。トロコンを目指しても10時間あれば十分。
△ローカライズは良かれ悪かれ。吹き替えは洋画的で違和感なし。
しかしオブジェクト関係の翻訳が全然足りていない。オブジェクト表面だけ字幕が出て裏面の翻訳はなしというのはおかしい。
△映画的演出の代償ともいうべき画面サイズ・レターボックス。
戦闘シーンでもステルスシーンでも視野の狭さが足を引っ張る。せめて平時以外はカメラを引いて映す工夫が欲しい。
△操作性は一部に難あり。カバーのアクションは悪くないが、ボタン押してないのに勝手に壁に張り付きステルスシーンの移動を邪魔する。
×半獣との戦闘が極めて単調。避けて撃って止めを刺す内容が最初の戦闘から作業化。
まるでGoWでレッチを一体ずつ相手にしているような気持ちを抱かせる。
×シネメーレーと謳っていようが、どこまでいってもはQTEはQTE。
即死級のQTEばかり求められて中盤には既に辟易。
毎回、通常のプレイに直結していないようなボタン操作ばかり求められQTEの害悪を再認識。