数年前からシーズンのたびに迷ってたけど、ようやく扇風機買い替えました。
買ったのはGreen Fan Japan(2016年版)。37,000円くらい。
なんでこれを選んだのかって言うと、「自然に近い風」、「ハーフポールで低い姿勢で固定可」、「リモコン付き」辺りを評価。
これだけだったらもっと安いのあるんじゃ?と思われますが、「自然に近い風」だとGreen Fan Japan以上の評価のは無いみたいなんですよね。
まぁそれに、これを作ってるバルミューダは空気清浄機とかで気になってたメーカーなのでこの機会にと手を出しました。
使用感。
正直、高いと言っても扇風機は扇風機だと嘗めてました。いや、本当凄いよ。
風量は4段階あり、風量1・2はほぼ無音。厳密に言うとファンに耳を近づけてようやく聞こえるレベルの静音性。
風量1の風は本当に自然の風みたいに、こう書くと胡散臭いですが「風が柔らかい」。
これは普通の扇風機より“面”で風を起こしてるからなんでしょう。静音性と相まって動いているのを忘れる心地よさ。
風量2でACモーターの扇風機の弱より弱いくらいの風量。しかしファンの形状が特殊な為、15mまで届くと謳ってる風がしっかり届きます。
風量3でようやくファンの音が聞こえます。これでも普通の扇風機の弱相当の音量ですね。風量が強いのでお風呂上がりに使ってます。
風量4はサーキュレータモード。長距離まで風を届かせる特殊形状ファンなので、普通の扇風機より効果高そうです。さすがに音が大きいし、サーキュレータはあるのでこの機能はお役御免。
扇風機の高さ可変はポールの継ぎ足しで固定2段階まで(ハーフ/ロング)。
私は収納ボックスの上に置きたかったのでハーフポールにしてます。
伸縮型だと経年劣化で高さが定まらないとか、構造故にモーターの振動が伝わって稼働音が大きくなると考えてるので、固定サイズのポールはいいと思ってます。
首振り角度は左右は問題ないですが、上下はちょっと狭い。サーキュレータモードあるなら、もう少し上下の稼働域が欲しい。
ちなみに首振り角度は左右別々に設定できるのが便利。私は完全に位置固定で使ってますが。
リモコンは非常にシンプル。個人的には簡略化しすぎて使い勝手を損なってるかな。
風量によって体感差が結構出るので、私は風量調整を頻繁にやってます。
風量ボタンが一つしかないので、風量2から風量1にするのに何度もボタンを押すのはナンセンス。
地味に評価したいのがACアダプタ。まぁそもそもアダプタ使ってない普通のプラグの方がいいんですが、幅を取るなりに工夫されていました。
プラグ部を四方向に変えることができるので、コンセントの位置を調整できるのは便利でした。
3万円の扇風機と決して安くない価格ですが、個人的には満足と納得のいく出来でした。
リモコンや上下稼働域などのユーザビリティに突っ込みどころはありますが、扇風機として一番求められる風量、静音性、際立った柔らかい風という、性能面については条件を満たす以上のクオリティを見せてくれました。
扇風機はそうそう買い替えるものではないですし、これを10年使うなら高くない買い物だと思えます。
そんなで今年の夏対策は以上。ベッドシーツ、掛け布団、扇風機で5万使いましたが、これから数年使っていくわけですし、必要な初期投資でしょう。少しでも夏を快適に!
とは言っても今年は例年より暑いと言われてるのに、それなりに夜は涼しくなるんだよなぁ……
今のところ買った物に不満はないけど、熱帯夜でこそ効果を見てみたいので痛し痒し。